お正月と言えばお雑煮!その意味や由来は?なぜ地域ごとに違うのか?

20161016-1

お正月料理の料理と言えばおせちを思い出す方も多いかと思いますが、何といってもお雑煮は欠かせません。お正月には日本全国の家庭でお雑煮が振舞われるかと思います。物心ついた時からお雑煮を食べていますが、何故食べるようになったのかご存知でしょうか?

お正月には当たり前のようにお雑煮を食べていますが、どういう意味があるのかも知らない人が多いかと思います。

お雑煮に入れる餅や汁・具も地域によって異なるのでしょうか?そこで今回はお雑煮についていろいろと調べてみました。

何故お正月にお雑煮を食べるのか?その意味や由来は?お雑煮に入れる具の意味や地域による汁と具の違いなどについてご紹介します。

スポンサーリンク

お正月に雑煮を食べる意味と由来

餅や食べ物は年神様へのお供え物なのですが、そのお供え物が年神様からのお下がりとして食べるようになったのがお雑煮の始まりと言われています。

また、お雑煮は平安時代から食べられていたようで、歴史も古いです。もともと農耕民族だった日本人にとって餅というのは『ハレの日』といわれる特別な時や祝いの席などで食べる特別な食べ物でした。

年神様へお供えした餅と里芋・人参・大根などの食べ物を、その年の初めに井戸・川などで汲んできた水『若水(わかみず)』を使って、新年の初めに煮込み、出来たものを元旦に食べたのが最初だそうです。

昔はいろいろな具を混ぜて煮込んでいたので、お雑煮のことを『煮雑ぜ(にまぜ)』と言っていました。

20161016-4

お雑煮に入れる餅の意味

お雑煮の中に餅を入れる意味は、よく伸びる餅にちなんで長く生きるという願いが込め、入れられています。

形は関西では丸餅が使われていることが多く、その意味は『円満』を表した縁起物として昔から丸餅が主流になっています。

関東地方や寒冷地では江戸時代のころ、関東周辺の人口が集中していたので手で丸めて作る丸餅は間に合わなくなってしまいました。

そこで角餅だと丸餅より手間もかからず一度にたくさん作れるので、現代まで関東や寒冷地では角餅を使っているところが多いです。

あと『敵をのす』という意味の縁起がある『のしもち』を切って作った角餅を焼いてから使うことことも多いようです。

形以外にも違いがあり、香川や愛媛だと餅にあんこが入っていたりしますし、焼いてから入れるのか・煮てから入れるのかの違いも地域によって異なります。

20161016-5

お雑煮に入れる具の意味

お雑煮にはその土地の野菜や産物を入れるのが一般的です。名を上げるという意味で『名取り(菜鶏)』と呼ばれる鶏肉や小松菜(水菜など)を入れたり、京都だと『人の頭になって過ごせるように』という願いを込めて頭芋を入れます。

その土地で取れた産物を入れることで、今年一年の豊作や豊漁を年神様にお願いするのです。

関東と関西の出汁の違い

関東と関西ではうどんの汁の味が違うようにお雑煮の出汁の味も違います。それではその違いについてみていきましょう。

関東
・原点は江戸雑煮
・東日本は武家が支配
・「敵をのす」という意味がある、のしもちを切って作った角餅を焼いて使うことが多い
・味噌仕立てを「勝負にみそをつける」ということで嫌っていた
・鰹出汁で作られたおすましが好まれた

関西
・原点は京都雑煮
・京都では昆布だし
・一般的に柔らかく煮た丸餅と白味噌仕立て
・具材の多くは里芋や大根と頭芋
・京都生まれの雑煮だが、味付けはもともと味噌のすまし汁

今では一般的に全国で「おすまし」になってきています。

20161016-3

お雑煮は日本各地で違いがありますが、同じ地域でも家庭によって違うケースも珍しくありません。

中に入れる具やお餅の形や出汁など、それぞれの家庭での違いもありますが、全国的にみると今回の記事のようになりました。

お友達のお雑煮と違いがあるなら、レシピ交換して食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。


スポンサーリンク