七草粥の意味や由来とは?気になる七草の種類や効能は?いつ食べる?

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1月になると、テレビではお正月の特集とかよくされていますが『七草粥』もよく取り上げられていますよね。緑色のものが入っているのですが、具材に何が使われているのかご存知でしょうか?食べる日も正月あたり?と曖昧な方もいれば、実際いつ食べるのか忘れてしまっている方もいるのではないでしょうか?

七草粥に使われている具材は、一つ一つに意味があり効能もあって、とても体にいい食べ物なんです。

そんな七草粥について由来や食べる日、具材の意味や効能、最後には七草粥を簡単に作れるレシピをご紹介します。

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七草粥の由来

七草粥は春の七草といい、食べる日は17日の松の日の最後となります。この17日は五節句の一つである『人日(じんじつ)の節句』です。

五節句とは何かといいますと、1年のうちに5回あるのですが、その5回ある季節の節日のことを言います。17日は人日の節句・33日は上巳の節句・55日は端午の節句・77日は七夕の節句・99日は重陽の節句があり、知っているものがあると思います。

古くから日本には『若菜摘み』という雪の間から出ている若菜を摘む風習があり、前漢時代の中国では新年の運勢を占い、それと同時に日にちごとに違う占い対象になるものを大事にしてきました。

元旦である11日は鶏・12日は狗()13日は猪・14日は羊・15日は牛・16日は馬・17日は人・18日は殻が占い対象となります。

そのうち7日は『人日』という、人を大切にする節句だったのです。唐の時代になると『七種菜羹(ななしゅさいかん)』と呼ばれる七種類の野菜が入った汁物を、人日の日に食べて無病息災をお祈りしたそうです。

日本では平安時代に入ると、多くの中国の行事・風習などが伝わってきました。その中で『若菜摘み』と『七種菜羹』の2つの風習が合わさって『七草粥』が食べられるようになったのです。

そして、江戸時代になって『人日の日』を『人日の節句』と幕府が改め、五節句の1つとして定めました。

それが現代まで続いている『17日には七草粥を食べる』風習が広がって定着したそうです。

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七草粥(春の七草)の意味と効能

七草粥には7つの野菜が使われているのですが、何を使っているかご存知でしょうか?あまり聞いたことのないものもありますが、一つ一つの野菜には意味と効能がありますので、一つずつ紹介します。

(せり)
意味 競り勝つ
効能 解熱効果/胃を丈夫に/整腸作用/利尿作用/食欲増進/血圧降下作用etc…

(なずな)  別名 ぺんぺん草
意味 撫でて汚れを除く
効能 利尿作用/解毒作用/止血作用/胃腸障害・むくみにも効果アリ

御形(ごぎょう)  母子草(ははこぐさ)のこと
意味 仏体
効能 痰・咳に効果アリ/喉の痛みの緩和

繁縷(はこべら)  別名 はこべ
意味 反映がはびこる
効能 昔から腹痛薬として使用/胃炎・歯槽膿漏に効果アリ

仏の座(ほとけのざ)  子鬼田平子(こおにたびらこ)のこと
意味 仏の安座
効能 胃を健康に/食欲増進/歯痛にも効果アリ

蘿蔔(すずしろ)  大根のこと
意味 汚れのない清白
効能 風邪防止/美肌効果

(すずな)  蕪(かぶ)のこと
意味 神を呼ぶ鈴
効能 胃腸を整える/消化を促進/しもやけ・そばかすに効果アリ
菘と蘿蔔を七草粥に入れる際は葉の部分を使い、薺は花芽を持つ前の若芽を使います。

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七草粥の簡単なレシピについて

レシピで作る量は4人分で、簡単に出来る七草粥の作り方を紹介します。

材料
・春の七草(上記参照)
・水 1000ml
・米 一合
・塩 少量

作り方
1.七草を水洗い、細かく切る
2.研いだお米と水を鍋の中へ。30分ほど放置
3.強火で沸騰。この際に蓋はしない
4.沸騰したら米を一度かきまぜる
5.蓋して30分~1時間、弱火にかけながら鍋の様子をみる
6.お粥の状態になっていれば、最初に切っておいた七草を入れてかきまぜる
7.最後に塩をお好みでかけて完成

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炊飯器の機能に「おかゆモード」があるのなら、その機能でも作ることができます。その場合は「おかゆモード」でおかゆを作った後、炊き上がりに七草を入れて完成です。ぜひ一度お試しください!


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