節分のいわしのいわれとは?飾り方や飾る時期はいつ?魔除けになるの?

20161124-5

節分といえば豆まきが一般的ですが、関西では「恵方巻き」という巻きずしを食べたりします。それとあまり知られていないのですが、節分の日に鰯(いわし)を玄関先に飾る地域があります。見たことない人にとっては、どうやって飾るのか想像つきませんし、何の意味があるのか分かりませんよね。

なので今回は、節分の日にいわしを飾る由来や飾り方、飾る時期や飾った後はどうするかについてまとめました。

スポンサーリンク

節分にいわしを飾る由来

節分に飾るいわしのことを柊鰯(ひいらぎいわし)と言い、魔除けの効果があります。平安時代に書かれた土佐日記に載っている柊鰯が最も古いです。

この平安時代の鰯は『弱し(よわし)』や『卑し(いやし)』と呼ばれていて、理由は身分が低い人の食べ物であった事と海から引き上げると直ぐ弱って死んでしまうからだそうです。

なので、漢字で『魚』に『弱』と書くのも、これに由来しているのかもしれませんね。古くから『鰯を食べたら陰気を消す』と言われていました。

ですので、節分の日にいわしを食べる地域もあります。柊鰯がもつ魔除けの効果というのは、鰯の『臭い』と柊の『とげとげしさ』が魔の嫌うものだからと言われています。

節分で豆をあてられる鬼は、鰯を焼いたときの独特な臭いが嫌いとされています。柊に関しては、葉の尖った部分で鬼の目を刺して侵入させないようにするため。この二つの効果により、玄関先に飾るという風習が広まりました。

20161124-1

いつからいつまで飾るもの?

では柊鰯はいつから飾るのでしょうか?地域によっての違いがあるようです。

・節分(23)のみ
・節分の日~2月終わりまで
・節分の日から1

一般的には、節分の日~2月終わりまでです。ですが、地域によって違いがあります。上記の3つ以外にも『小正月(115)~立春(24)まで』や『ひな祭りまで』というところ、『猫や鳥が取るまで』というアバウトなところもあります。

なので、時期については住んでいる地域のお年寄りの方に聞くのが一番いいかと思います。

柊鰯!飾った後はどうするのか

柊鰯は魔除けを効果とする縁起物なので、そのまま捨てるのはあまりよくありません。これも地域によっての違いがあるようです。

神社でのお焚き上げ
神社によっては行っていないところもありますので確認しましょう。

焼いて灰になったものを玄関先に盛る。または玄関先に埋める

塩で清め、半紙に包んで捨てる
これが最も一般的な方法です。神社に持って行ったり、焼く・埋める手間を省けます。半紙は習字などで使われるものでOKです。

20161124-4

柊鰯は地域によって飾り方とか違うのか?

まずは、節分にいわしを飾る地域から。

青森、福島、群馬、栃木、東京、埼玉、千葉、愛知、静岡、京都、大阪、奈良、岐阜、広島、岡山などに風習が残っているようです。地域によって、柊鰯と共に大豆の枝(豆柄を取り除いたもの)やニンニクを飾るところもあるようです。

実は柊鰯の発祥の地は関西。一夜干しした鰯を食べて、残った鰯の頭を焼いてから柊の枝に刺して飾るという風習があります。

最近は柊鰯を見ることはないのですが、節分の日にいわしを食べるというのは関西を中心に西日本での風習で、今も続いているものです。

20161124-2

最後に

節分の日にいわしを飾る意味や時期、地域による飾り方の違いなど分かっていただけたかと思います。鰯には病気予防の効果もありますので、節分の日には食べてみてはいかがでしょうか?

塩焼きや梅煮、けんちん汁がオススメです!けんちん汁は関東で節分の日に食べると聞いたことがあるので、その中に鰯を入れて食べるのも良いですね。

塩焼きだと鰯は栄養豊富なので丸ごと食べちゃいましょう。節分の日がある2月はまだ寒いかと思いますので、しょうがと梅の煮込みにすると体も温まるし、臭みも消えます。是非、試してみて下さい。


スポンサーリンク